内科、眼科、耳鼻科、泌尿器科…、といろいろな診療科目がありますが、実は、医者の肩書は自由だということをご存じですか?
内科、眼科、耳鼻科、泌尿器科…、実は、医者の肩書は自由だった
医師が、自分の専門領域を名乗り、医療機関の看板や広告に出す診療科目。
この診療科目のことを「標榜科目(ひょうぼうかもく)」といいます。
こうした専門領域がどのように決まるのかといえば、現在の日本の制度では、医師免許さえ取得していれば、どの診療科目をいくでも名乗ることができます。
これは、「自由標榜制(じゆうひょうぼうせい)」と呼ばれ、まったく経験のない診療科を掲(かか)げても、保健所へ届ければ違反にはならないのです。
極端な例では、眼科の医師が産婦人科の看板を掲げることも可能です。
ただし、例外があります。
それは、麻酔科です。
麻酔科は、一定の修練(しゅうれん)と経験を積み、麻酔科標榜医の資格を取る必要があります。
おわりに
「おじいちゃん、実は私、歯の治療は今日が初めてなの」「おい! ちょっと待ってくれ!」
今日は、内科、眼科、耳鼻科、泌尿器科などの、医者の肩書は自由だったという話を書いてみましたが、いかがでしたか?
しかし、眼科の医師が産婦人科の看板を掲げることも可能だというのは驚きですね。おお!(゚o゚)
普通に考えたら、医者にかかるときには、いろいろな看板を出しているところよりも専門医の方が良い、となるかと思いますが、実は、専門医でも安心はできないということになりますね。
これは、ちょっと考えさせられますね。(@_@)ウーン
「う-ん。そうなんだ」
どうやら、口コミや友人の紹介が一番のようです。