「素敵」という言葉には、何故悪い意味をもつ「敵」という漢字が使われているのでしょうか?
「素敵」には、何故悪い意味をもつ「敵」が使われている?
「素敵」というのは当て字で、かつては「素的」「素適」と書きました。
「すてき」という言葉は、「すばらしい」の「す」に、接尾語「てき」がついてできた語という説があります。
そして、「敵」という漢字には、他に「敵(かな)う」という読みもあります。
「素敵」というのは、「素晴らし過ぎて敵わない」というのがもともとの意味なのです。
おわりに
今日は、「素敵」には、何故悪い意味をもつ「敵」が使われているのかという話を書いてみましたが、いかがでしたか?
なんというか、これはもう「素敵」という字面(じづら)からはまったく想像できない意味ですよね。
字面(じづら)からはまったく想像できない意味といえば、「急がば回れ」もそうですね。
これは、そもそも何を回るのでしょうか?
答えは、以下の記事をお読みください。
昔から伝わることわざのひとつに、「急がば回れ」というのがあります。これは、そもそも何を回るのでしょうか?「急がば回れ」は、室町時代末期の連歌師(れんかし)である宗長(そうちょう)が残した、「もののふの八橋の舟(やばせのふね)は早けれど 急がば回れ」という歌から生まれたことわざです。
参考にしたサイト
「素敵」の「敵」は、なぜ「敵」というような、なんか悪いイメージをっ持った漢… – Yahoo!知恵袋
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1427015419