なんと、太平洋戦争で命を落とした戦没者の死因の6割は、餓死(がし)だったということをご存じですか?
太平洋戦争での戦没者の死因の6割は餓死だった!
1941年(昭和16年)から1945年まで続いた太平洋戦争。
この太平洋戦争での日本人の軍人や軍属(ぐんぞく)の戦没者総数(せんぼつしゃそうすう)は、約230万人にのぼります。
多くの文献(ぶんけん)をもとに戦場の兵士の姿を描いた、橋本彰著・『餓死した英霊たち(がししたえいれいたち)』によれば、この戦争での死者の6割にあたる約140万人の死因は、栄養失調(えいようしっちょう)による「餓死(がし)」だったといいます。
つまり、戦闘(せんとう)で亡くなった人よりも、餓死者(がししゃ)の方が多かったのです。
餓死者がこんなに多くなってしまったのは何故?
それでは、何故餓死者がこんなに多くなってしまったのでしょうか?
その原因としては、過剰(かじょう)な精神主義や無謀(むぼう)な作戦立案(さくせんりつあん)、さらには食料をはじめとした物質供給(ぶっしつきょうきゅう)の軽視(けいし)などが挙げられるといいます。
おわりに
「腹減って倒れそうだ! ねこまんま(味噌汁ぶっかけごはん)を食わせろニャン」
“I’m going to die of hunger! Feed me neko mamma (rice with miso soup).”
今日は、太平洋戦争で命を落とした戦没者(せんぼつしゃ)の死因の6割は餓死(がし)だったという話を書いてみましたが、いかがでしたか?
これは驚きですね!おお!(゚o゚)
これでは、お国のために戦ったとは言いがたいでしょう。
このような話を聞くと、不謹慎ながら脳裏に「犬死に」という言葉がチラリとかすめてしまうのは私だけでしょうか。(@_@)ウーン
戦争といえば、合成洗剤は第一次世界大戦の産物でした。
詳しくは、以下の記事をお読みください。