シロアリは、アリの仲間かと思いきや、なんと、ゴキブリの仲間でした!
シロアリはゴキブリの仲間だった
アリとシロアリは、その見た目と名前の類似性(るいじせい)から、とても近い関係にあるように見えます。
しかしながら、アリはハチ目(膜翅目)に属するハチの仲間で、シロアリはゴキブリの仲間です。
シロアリとゴキブリは、どちらも同じ「昆虫綱(こんちゅうこう)ゴキブリ目」に属します。
シロアリは、ゴキブリの中でも朽ち木(くちき)などの植物遺体(しょくぶついたい)を食べる種類が社会性を著(いちじる)しく発達させていき、やがてシロアリに進化したと考えられています。
なお、アリの先祖が現れたのは、今から約2億年前で、シロアリの出現は3億年前といわれます。
おわりに
「ニャー。ゴキブリって、悪いことをした人をパチパチ火で炙(あぶ)る刑罰(けいばつ)のことだよニャ」「それは、『火あぶり』」
今日は、シロアリはアリではなく、なんと、ゴキブリの仲間だったという話を書いてみましたが、いかがでしたか?
どちらも害虫で、暗くじめじめした、狭く暖かい場所を好み、なおかつ、姿かたちがあんなに似ているのに、まったく違う昆虫だったとは驚きですね。おお!(゚o゚)