腰が痛い、腰が痛いと言いながら、日常的にコーヒーを飲んでいる方はいらっしゃいませんか?
心当たりのある方は、お気をつけください。
その原因は、コーヒーにあるかもしれません。
フェインが腰痛に与える4つの影響
ご存知の通り、コーヒーにはカフェインが含まれています。
カフェインの取りすぎは、どうも腰痛に悪い影響があるようです。
それでは、何故カフェインの取りすぎは腰痛に影響するのでしょうか?
その理由は4つあります。
1.カフェイン拘縮
ひとつめは、「カフェイン拘縮(カフェインこうしゅく)」です。
カフェインの効果のひとつに、「カフェイン拘縮」というものがあります。
拘縮というのは、筋肉を硬くする作用のことです。
コーヒーを飲むと、カフェイン拘縮が起こり、腰の筋肉もつられて硬くなります。
これが、腰痛につながります。
2.自律神経刺激作用
ふたつめは、自律神経刺激作用(じりつしんけいしげきさよう)です。
コーヒーを飲むと、カフェインが自律神経を刺激します。
これによって、肩こりや腰痛への影響が出てきます。
3.カルシウム排出作用
みっつめは、カルシウム排出作用(カルシウムはいしゅつさよう)です。
カフェインには、カルシウムを排出する作用があります。
コーヒーを飲むと、カフェインが、骨格を強くするカルシウムを排出してしまいます。
カルシウムというのは、もともと消化吸収率の低い栄養素です。
これはすなわち、足腰が弱まることにつながります。
カフェインのこれらの作用が、腰痛を悪化させることにつながるのです。
4.利尿作用
4つめは、利尿作用(りにょうさよう)です。
カフェインには利尿作用(りにょうさよう)があります。
コーヒーを飲むと、飲んだ量の1.5倍くらいの水分が排出されます。
くわえて、コーヒーと一緒に食べ物を摂取(せっしゅ)すると、栄養の吸収量が減ってしまいます。
これらの栄養補給、水分補給がしっかりされていない状態で、プラス運動不足や、一日中椅子にすわっているなど、いつも同じ姿勢で過ごす生活などをしていれば、どうなるでしょうか?
筋肉は固まるわ、体は弱るわで、極端な話、腰痛どころか何が起きてもおかしくない状態にもなりかねません。
以上の理由から、コーヒー好きの方の中で、最近どうも腰が痛い、また、どうにも腰痛がぶりかえして困っているという方は、一度コーヒーを控えてみたらいかがでしょうか。
もしかしたら、てきめんに効果が出るかも知れません。
ただ、カフェインは、過剰摂取さえしなければ、そこまで影響があるものではないとも思われます。
一般には、1日のカフェイン摂取量の目安は400㎎といわれます。
これは、250mlのマグカップで2杯くらいの量になります。
なので、1日1、2杯を目安にしてみると良いかもしれませんね。
参考にしたサイト
カフェインのいいとこ、悪いとこ – 仙台泉整体ラボ
http://seitailabo.info/index.php?index.php?カフェインのいいとこ、悪いとこ
コーヒーなどに含まれるカフェイン過剰摂取によりひどい腰痛について? – Yahoo!知恵袋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12119836382