テレビや雑誌などで「この秋の流行色は…、」などと発表される流行色。
この色は、一体誰が決めているのでしょうか?
「流行色」は誰が決めている?
流行色は、1963年(昭38和年)に発足(ほっそく)した「インターカラー(国際流行色委員会)」という、国際的な団体によって決められたものです。
「インターカラー」は、日本を含む17ヵ国からなる団体です。
この団体が、各シーズンの約2年前に春夏カラー、秋冬カラーを選定(せんてい)し、1年半前にトレンドとして発表しています。
つまり、流行色というのは、市場調査等を行ない、その年に流行しそうな色を予測して発表しているのではなく、世の中の情勢や時代の雰囲気にマッチしたカラーを、専門家たちがあらかじめ選定しているのです!
「流行色」は本当に流行する?
このように書くと、2年も前に選ばれた流行色が、本当に流行するの? という疑問をもたれる方が多いかも知れません。
しかしながら、そもそも流行色というものは、アパレル業界を中心とした経済活動を活性化させるために、人為的に作られたものです。
世界的な機関である「インターカラー」が、巨大マスコミを使って市場操作を行なえば、特定の色を流行らせるなどいとも簡単なことなのです。
おわりに
「ねえ。流行って、いくつかの駅をとばして早く目的地に着く電車のことピョンよね」「それは、『急行』」
今日は、流行色は一体誰が決めているのかという話を書いてみましたが、いかがでしたか?
要するに、”仕掛け人”がいて、裏で操作が行なわれているというわけですね。
操作といえば、流行色以外も、J-PopやK-Popなどのヒット曲のランキング、電気製品や化粧品などの人気ランキング、はたまた国会議員の選挙結果まで、つまりほとんどすべてのランキングや人気投票の結果が、我々の目に見えないところで操作されているという話がありますが、実際のところはどうなのでしょうね。(@_@)ウーン
そうそう。色といえば、「セピア色」というのは、なんと、イカスミのことでした。
詳しくは、以下の記事をお読みください。