東京都大田区にある池上本門寺(いけがみほんもんじ)には仁王像(におうぞう)がありますが、この銅像のモデルになったのはアントニオ猪木だということをご存じですか?
また、何故アントニオ猪木なのでしょうか?
池上本門寺にある仁王像のモデルは、アントニオ猪木だった
東京都大田区にある池上本門寺(いけがみほんもんじ)は、日蓮宗の開祖日蓮上人の終焉(しゅうえん)の地として信仰を集めるお寺です。
1978年、戦災で消失した山門と仁王像を再建することになった際、彫刻家の圓鍔勝三(えんつば かつぞう、 1905年11月30日 – 2003年10月31日)がモデルとしたのが、当時プロレスラーとして活躍し、このお寺にも縁があったアントニオ猪木でした。
ただし、アントニオ猪木は、モデルといっても首から下のいわば「筋肉モデル」になっただけで、頭部は伝統的な仁王像のスタイルからは逸脱(いつだつ)していないので、顔はまったく似ていません。
また、筋肉描写も仏像としてかなりデフォルメされているので、この銅像がアントニオ猪木がモデルになっているということは、いわれなければ分からないでしょう。
アントニオ猪木がモデルになったのは何故?
しかし、どのような経緯(いきさつ)で、アントニオ猪木がこの銅像のモデルになったのでしょうか?
これは、作者の圓鍔勝三(えんつば かつぞう)が大のプロレスファンで、アントニオ猪木にモデルを依頼をしたということのようです。
実は、池上本門寺には力道山(りきどうざん)のお墓があり、節分のときにはプロレスラーが力士・プロ野球選手・芸能人らとともに豆まきをするなど、プロレスと縁の深いお寺なのです。
参考にしたサイト
アントニオ猪木がモデルの仁王像!?~池上本門寺-旦さまと私 http://blogs.yahoo.co.jp/lunatic_rosier/60627790.html