ハイキングや山歩きで道に迷ってしまい、方向が分からず、そのうえ磁石もない。
そんなときは、どうしたら良いでしょうか?
このようなときの絶好のコツがあります。それは、木の切り株を探すことです。
木の年輪を見れば、方角が分かる
写真は、こちらからお借りしました、
といっても、切り株に腰をおろして、おもむろに占い師よろしく筮竹(ぜいちく)や算木(さんぎ)を取り出し、慣れない手つきで方角を占おうなどとというのではありません。
切り株の年輪から、方角を割り出すためです。
方角は、年輪を見れば一目瞭然(いちもくりょうぜん)で、年輪の幅が広くなっているのが南です。
何故なら、木の成長は日の当たる南側がはやく、年齢の幅が広いからです。
また、木の根元にはえたコケ類も、方角を知る手がかりとなります。
コケは日陰、つまり北側に生えるので、コケの少ない方が南というわけです。
とはいえ、切り株が見つからないからといって、木を切り倒すほどの方法ではないと思いますが…。