アナログの時代はもう終わったとばかりに、デジタル時計が爆発的に流行した時代もありましたが、今はまたアナログ時計が人気の模様。
それも、ローレックスやオイスターなど、数十万円、数百万円もするような高級時計が人気を集めているという話も聞きます。
それでは、お金がたまったら次はひとつ高級時計でも、と思いカタログを開いてみれば、時計の針が何故か皆”10時10分”をさしていることに気づきます。
この10時10分という時刻は、一体どこから来ているのでしょうか?
10時10分は、ブランド名を隠さず最も美しく見える時刻
この10時10分という時刻は、かなり前にスイスの時計メーカーが採用しはじめた、最もフォトジェニックな時刻なのです。この時刻に針を合わせれば、文字盤上のブランド名を隠さず、しかも、デザイン的もバランスが取れていて、最も美しく見えるのです。
そして興味深いのは、スイスのメーカーは、アバウト10時10分で良いのですが、日本のメーカーの場合、セイコーは10時8分42秒、シチズンは10時9分35秒と、実に正確に決められている点です。
日本だけ、妙に細かいことにこだわっているのです。
おわりに
「ニャー。君は何故10時10分じゃないのかニャ」「知らんがな、そんなこと」
今日は、時計の展示品は何故10時10分なのかという話を書いてみましたが、いかがでしたか?
なるほど。そのような理由があったのですね。
10時10分といえば、アップル製品の時計は、9時41分となっています。
これまた、何故このような中途半端な時刻になっているのでしょうか?
答えは、以下の記事をお読みください。