SFの世界には、永遠の謎と言われる「親殺しのパラドックス」というものがあります。
これは、タイムマシンに乗って過去に行き、自分を生む前の親を殺したらどうなるか、というものです。
「親殺しのパラドックス」の答えは?
自分を生む前の親を殺せば、自分は生まれてこなかったことになります。
自分が生まれてこなかったならば、過去に行って親を殺すことはできません。
親が殺せなければ、自分は生まれてきます。
生まれてきたら、親殺しに行けます…。
こうして、延々と続くのが、「親殺しのパラドックス」です。
この難問には、今まで多くのSF作家が挑戦してきました。
そしてその回答は、次の3つに集約できます。
1.親を殺そうとすると、必ず邪魔が入り、どうしても殺せない
2.親を殺した瞬間に、まったくの別世界(多元宇宙)に自分が行ってしまう
3.殺したと思った父は、実は自分の本当の父親ではなかった(自分は母親の不倫によって生まれた子供だった)
うーん。(@_@)ウーン
一応は納得できる答えですが、何か、どれもズルい気がしますね。