「寝る子は育つ」ということわざがあります。
よく寝る子は丈夫に育つという意味ですが、このことわざは科学的に証明されているようです。
「寝る子は育つ」ということわざは科学的に証明されている
人間の発達を促(うなが)す成長ホルモンは、日中よりも私たちが夜眠っているときの方が多く分泌(ぶんぴつ)されますが、脳が成長するためにも睡眠は非常に重要なものです。
睡眠は、大脳が激しく活動している「レム睡眠」と、眠りが最も浅い「ノムレム催眠」の2つに分けられます。
そして、この2つが交互に現れながら、私たちは朝を迎えます。
そして大人の場合、レム睡眠の割合が20~35%であるのに対して、新生児(しんせいじ)では睡眠時間の約50%、胎児(たいじ)期にまで遡(さかのぼ)ると100%になりますが、その理由は脳の神経回路を作るためにレム睡眠が欠かせないからだといわれています。
まる子は育つ!
写真はこちらからお借りしました。
つまり、「寝る子は育つ」ということわざは、科学的にみても正しいというわけなのです。