えっ? 鉄道会社は「鉄」の漢字が嫌いだった?

この記事は約 1 分で読めます

JR東日本 ロゴマーク
写真はこちらからお借りしました。

鉄道会社の中には、「鉄」という漢字が嫌いなところがあります。
たとえば、東日本旅客鉄道(JR東日本)のロゴマークを良く見てみると、「鉄」ではなく「金」へんに「矢」となっていることが分かります。

それでは、何故このようになっているのでしょうか?

鉄道会社が「鉄」の漢字を嫌っている理由は?

鉄道会社が「鉄」の漢字を嫌っている理由は、単純明快(たんじゅんめいかい)です。
それは、「鉄」では「金を失う」と読めるため、縁起が悪いからです。

一方、矢であれば、スピード感と「目的地に向かって行く」という2つの良いイメージが想起されます。
そのため、鉄道会社の一部では、ロゴを強いてこのような文字にしているのです。

ただ、「金へんに矢」は、本来「やじり」の意味をもつ「鏃」という字の略字体で、「鉄」とは意味が異なります。

ほかにも、JRの北海道、東海、西日本、九州の各社も、金へんに「矢」をロゴに使っています。

漢字「鉄」の語源は「お金を失う」ではない

博打で全財産を失った女性
博打で全財産を失った女性

ちなみに、漢字「鉄」の語源は、「お金を失う」という意味ではありません。
鉄は「鐵」の略字体で、右側のつくりの部分は「漆(うるし)」の意味です。
鉄は、金へんと漆から成り「錆(さ)びて漆のように赤くなる金属」を意味しているのです。

おわりに

おわりに

今日は、鉄道会社は「鉄」の漢字が嫌いだったという話をかいてみましたが、いかがでしたか?

鉄道といえば、駅に設置された切符券売機で、大人が子供用の切符で入場する不正を、どうやってチェックしているのでしょうか?
答えは、以下の記事をお読みください。

駅の自動券売機では、大人が子供用の切符で入場する不正を、どうやってチェックしているのでしょうか?自動改札口は、利用者が投入した切符の情報を瞬時に読み取り、料金・区間・時間を判断して不正がないかをチェックします。 しかしながら、改札を通る人間が大人なのか子供なのかは、機械が判断することはできません。それでは、大人が子供用の切符を購入して、自動改札機を通ろうとした場合はどうなるのでしょうか?
スポンサーリンク
レクタングル(大)広告
レクタングル(大)広告

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告