名前が「十二指腸」なので、ヒトの指十二本分の長さかと思いきや、実はそうではありませんでした。
「十二指腸」はどこにある?
まず、十二指腸というのはどこにあるのでしょうか?
十二指腸のある場所は、胃と小腸の間です。
「十二指腸」は、ヒトの指十二本分ではない
さて、「十二指腸」の長さは、約30cmです。
人の指幅は約1.5cmなので、ここから計算すると、十二指腸の長さは約二十本分となるはずです。
実は、この「十二」はインチ(2.5cm)のことなので、12×2.5で30cmとなります。
つまり、「十二指腸」は、「12インチの腸」という意味なのです。
ちなみに、インチというのは、もともと男性の親指の幅が起源となっています。
その意味からは、「(男性の)親指12本幅の腸」という解釈も可能です。