人間の心臓は、一生の間に何回拍動するかご存じですか?
その回数は、なんと、約28億回です。
人間の心臓は、一生の間に約28億回拍動する
心臓は、左胸(正確には中央からわずか左寄り)に位置する臓器で、体全体に血液を送り出すポンプの役割を果たしています。
写真は、こちらからお借りしました。
心臓の大きさは握りこぶしほどで、重さは約200~300グラム。4つの部屋からできています。
そして、右上の部屋を右心房(うしんぼう)、右下の部屋を右心室(うしんしつ)、左上の部屋を左心房(さしんぼう)、左下の部屋を左心室(さしんしつ)と呼んでいます。
さて、心臓は1分間に70~90回ほど、伸び縮みをすることで、毎分5リットルもの血液を前身に循環(じゅんかん)させています。
ということは、1日で約10万回、1年で約3650万回、1生の間に約28億回も拍動(はくどう)する計算になります。
28億回とは、まさに気の遠くなるような回数です。
私たちは、文字通り、この力強い心臓の拍動(はくどう)によって、生命を維持しているのです。