写真は、こちらからお借りしました。
進行していたことが、途中でダメになってしまうとき、「おじゃんになる」と言いますが、このおじゃんは何から来ているのでしょうか?
このおじゃんは、半鐘(はんしょう)の音から来ています。
最近では、櫓(やぐら)の上にかかった半鐘など、まず見かけなくなりましたが、昔は、火事のときにこの半鐘が大活躍をしていました。
そして、その半鐘の叩き方には約束事があり、火事が近いときには乱打、遠いときにはその距離に応じて2打とか3打とか、叩く回数を変えて知らせたのです。
そして、やがて鎮火すると、「ジャンジャン」とゆるく2回叩きました。
ここから、終了を意味するジャンに「お」をつけて、おじゃんとなった次第です。