東京タワーの高さが333メートルと、なにか中途半端な高さになっているのは、資金不足が原因だったということをご存知ですか?
東京タワーが333メートルなのは、資金不足が原因だった
東京タワー(正式名称:日本電波塔(にっぽんでんぱとう))は、当初の設計では380メートルの高さになる予定でしたが、いざ建設が始まると資金不足に陥り、予定よりも低くせざるをえなくなりました。
が、この380メートルという高さは、エッフェル塔の320メートルを超えるべく設定されたものだったため、320メートル以下にはできません。
そこで、320メートル以上の高さで、なおかつ覚えやすい数字をということで、333メートルとなりました。
ちなみに、東京タワーは、1958(昭和33)年に完成しましたが、この年号が昭和「33」年で、東京タワーの高さと併せて3が5つ並ぶこととなりました(昭和33年に完成した333メートルの電波塔)が、これは偶然だったようです。