赤ちゃんは、眠くなると手のひらが温かくなりますが、これは何故なのでしょうか?
大人と赤ちゃんとでは、体内で作った熱を外へ逃がす仕組みが違うようです。
大人は、暑いと汗をかいて放熱し、寒いと筋肉を震わせて熱をつくります。
が、赤ちゃんの場合には、暑いと血管を拡張させて放熱し、寒いと左右の肩甲骨(けんこうこつ)の間にためてある脂肪を燃やして熱を発生させ、血管を拡張させてその熱を全身に送り、体を温めます。
いずれの場合にも、手のひらが温かくなります。
そして、快適な体温になると、眠り始めます。