発明王エジソンが映画撮影に用いた壮大な仕掛けとは?

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映画撮影

発明王エジソンのつくった映画スタジオには、壮大な仕掛けがありました。

エジソンの映画スタジオには壮大な仕掛けが

発明王エジソンは、映写機を発明しただけでなく、世界初の映画スタジオもつくっています。

そのスタジオの名前は、「ブラックマリア」。
当時の性能の悪いフィルムでもコントラストがはっきりつくように、建物を黒く塗ったことからこの名がつきました。

ブラックマリア
ブラックマリア1 
写真は、こちらからお借りしました。

さて、このブラックマリアには、壮大な仕掛けがありました。

性能の悪いフィルムにコントラストをはっきりつけるためには、明るいシーンではたくさんの光量が必要となります。
そこで、ブラックマリアの天井は、昼間は外に向かって開き、太陽の光をじゅうぶん取り入れられるようになっていました。

が、それだけではありません。太陽がどんな位置にあっても大丈夫なように、何と、スタジオ自体が回転できるようになっていたのです。
このスタジオは、円形のレールの上にのっており、モーターの力で360度回転します。このモーターも、もちろんエジソンが発明したものです。

こうして、エジソンは数々の映画をプロデュースしたといいます。

おわりに

今日は、発明王エジソンがつくった映画撮影スタジオには、壮大な仕掛けがあったという話を書いてみましたが、いかがでしたか?

映画といえば、最初の映画スターはフランスかアメリカから出たのかと思いきや、実は、ドイツの女優でした。
詳しくは、以下の記事をお読みください。

映画スターといえば、フランスかアメリカが発祥地だと思いきや、実は、映画史上に残る固有のファンを獲得した最初の映画スターは、ヘニー・ポーテン(Henny Porten、1890- 1960)というドイツの女優でした。1909年、ヘニー・ポーテン自身の脚本と主演で、ドイツの映画会社メスター社が制作した作品が大成功を収めました。この映画があまりに好評だったので、メスター社はこの女優であるポーテン嬢を実名で公開してしまったのです。
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