保温性はもちろん、見た目の豪華さや美しさなどから、多くの人に愛されている毛皮製品。
しかしながら、それがどうやって作られているのか、実感している人は少ないのが現状です。
韓国のSBSが中国の残忍な毛皮産業の実態を放送し、世界中で大きな反響!
ある日のこと、韓国のテレビ局SBSが「TV動物農場」という番組で、中国の残忍(ざんにん)な毛皮産業の実態を放送し、その内容が世界中で大きな反響を呼びました。
なんと、中国の一部では、動物が生きたまま皮を剥(は)がされているというのです。
報道された番組の中で、タヌキは棍棒(こんぼう)でめったやたらに殴られ気絶したあと、すぐに皮を剥がされていました。
その方が、皮も剥ぎやすく、艶(つや)が残り高品質な皮になるというだけの理由で…。
動画では、皮を剥がされたタヌキが、皮のない自分の体を見たあと息絶える姿も記録されていました。
同番組ではさらに、年間4000万匹の動物たちが毛皮のために死んでいく、残酷(ざんこく)な現実をも告発しています。
当時、この番組を観たある女性歌手が、「毛皮映像を見た。母と共に今後、毛皮を絶対に着ないことにした」とコメントし、「考えのある芸能人」と褒(ほ)め称えられました。
しかし彼女は、数ヶ月もたたないうちに豪華な毛皮コートを掛けてイベント会場に現れ、叱責(しっせき)を受けました。
安価で高品質な毛皮製品。
しかしその裏には、悲惨な現実があったのです。
参考にしたサイト
【韓国】中国の毛皮の実態をTV放映 | 地球生物会議ALIVE
http://www.alive-net.net//world-news/wn-fur/97-1.htm