日本の浄水技術が世界を支えている? – 国内大手3社が世界シェアの5割を占有

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水 水資源

日本は水資源の豊かな国で、水不足になることはめったにありません。
しかしながら、世界には人口増加や砂漠化などによって、水不足に悩まされている国が数多く存在します。
そのような国で、水不足を解消するために注目されているのが、海水から真水を作る技術です。

浄水技術において、日本の大手3社が世界シェアの5割を占有

この技術の鍵となるのが「逆浸透膜(ぎゃくしんとうまく)」です。
1nm(10億分の1m)以下の小さな穴があいたフィルムがフィルターとなって、「逆浸透」と呼ばれる現象によって、海水から真水を取り出せます。
また、細菌やウイルスを除去することもできるので、排水を浄化して真水に変えることも可能です。

この分野においては、日東電工、東レ、東洋紡の国内3社で世界シェアの5割を占めており、アルジェリアのマグタにある世界最大の逆浸透膜法海水淡水化プラントや、クウェートのスレビヤにある世界最大の下排水再利用膜法プラントは、東レの逆浸透膜を採用しています。

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