付箋は、強力な接着剤の開発中に偶然生まれたものだった? – ポスト・イット誕生秘話

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付箋

ちょっとしたメモを残しておきたいときに、とても便利な付箋。
この付箋は、どのようなきっけけで生まれたものなのでしょうか?

付箋はどのようなきっかけで生まれた?

付箋は、強力な接着剤の開発中に偶然生まれた。

文房具店に行くと、さまざまな色や形の付箋(ふせん)が並んでいますが、この付箋の先駆けとなったのが、アメリカの3M社が開発した「ポスト・イット」です。
このポストイットに使われている糊(のり)は、偶然発見されたことで有名です。
3M社の研究室では、強力な接着剤を作る研究をしていましたが、ある日偶然、はがれやすい糊ができてしまいました。
何故このような糊になってしまったのか、不思議に思って調べてみると、”接着剤の分子が球状(きゅうじょう)になって、均一に分散していることが分かりました”。

当時は、この不思議な糊の使い道が思いつかず、そのままにされていましたが、それから5年後、教会聖歌隊の一員だった3M社の研究員が、賛美歌を歌っているときにしおりを落とすということがありました。

そのとき、この研究員はひらめいたのです。

「はがれやすい糊を使えば、貼ったりはがしたりできる紙が作れる」

と。

これが、ポスト・イット誕生の瞬間でした。

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