「1馬力」は、馬1.5頭分の力だった?

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馬 馬力

力の単位で「馬力」というのがありますが、「1馬力」というのは馬1.5頭分の力だったということをご存じですか?

「1馬力」は、馬1.5頭分の力だった

「馬力」は、「ばりき」と読みます。
そして、「1馬力」とは、75kgの物を1秒間で1m持ち上げる力をいいます。

この単位を制定したのは、蒸気機関を発明したイギリスの発明家・ジェームス・ワット(James Watt FRS FRSE, 1736年-1819年)です。
彼は、蒸気機関の動力が優れていることを分かりやすく説明するために、当時の人々になじみの深かった馬を引き合いに出しました。

つまり、馬でいえば何頭分の働きをするかを示すことで、蒸気機関のパワーをアピールしたわけです。

そして、このときワットの作った「1馬力」は、実際の馬で言うと1.5頭分に相当するものでした。

ワットは、彼の発明した10馬力の蒸気機関は馬15頭分の働きをする、としたかったようです。

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