世界一横長の国旗は、カタールの国旗だということをご存じですか?
世界一横長の国旗はカタールの国旗だった
アラビア半島中東部、ペルシャ湾に面したカタール。
カタールの首都はドーハで、ここに国民の8割以上が住んでいます。
また、カタールの国土の大部分は、平坦(へいたん)な低地の砂漠となっています。
さて、このカタールは、1971年に独立して国になりましたが、このときに制定(せいてい)された」国旗は、世界一横長の国旗です。
それでは、どのくらい横長なのでしょうか?
なんと、カタールの国旗の横幅は、縦の長さの2.5倍以上あります!
縦横比でいうと、11:28です。
通常の国旗は2:3、または3:5の比率なので、カタールの国旗がいかに横長であるかが分かるでしょう。
そのため、オリンピックをはじめとする国際スポーツ大会などで、この国旗を揚(あ)げると、他の国とのバランスを欠いてしまいます、
そこで、このような国際大会においては、国旗の横の長さを短くしたものが使われています。
カタールの国旗の図柄と意味は?
カタールの国旗は、白とえび茶の2色で構成されています。
そして、白は平和、えび茶はカタールがこれまで経験してきた戦争で流された血を意味しています。
カタールの国旗
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/
また、カタールの国旗には、9つのギザギザがあります。
これらは、1916年にイギリスと保護条約(ほごじょうやく)を結んだ9番目の湾岸首長国(わんがんしゅちょうこく)であることを表わしています。
おわりに
「♪قسما بمن رفع السماء قسما بمن نشر الضياء~♪」:大きな口を開け、カタールの国歌を歌う猫
出典:https://www.reddit.com/
今日は、世界一横長の国旗はカタールの国旗だったという話を書いてみましたが、いかがでしたか?
これだけ長いと大変インパクトがありますが、やはり他の国旗と並べた場合に、バランスを欠いてしまいますね。(^^;
そうそう。国旗といえば、なんと、「裏表」のあるものがあります。
詳しくは、以下の記事をお読みください。