トンネルの照明が奥に行くほど暗くなっているのは何故?

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トンネル

トンネルに入ると、入り口付近は照明が明るいですが、奥に行くほど暗くなっています。
これは、何故なのでしょうか?

トンネルの照明が奥に行くほど暗くなっているのは何故?

トンネルの照明が奥に行くほど暗くなっているのは何故?

トンネルの照明が、入り口付近は明るく、奥に行くほど暗くなっているのは、一言で言えば、目を慣(な)れさせるためです。

人間の目は、明るい場所から急に暗い場所へ移動すると、暗さに慣れるまでに時間がかかります。
そのため、目が少しずつ暗さに対応できるように、トンネルの入り口付近は照明を明るく、奥に行くほど暗くなるように調整されているのです。

近年は黄色いナトリム灯から白色の蛍光ランプへ

近年は黄色いナトリム灯から白色の蛍光ランプへ

なお、トンネル内部の照明は、オレンジ色のナトリム灯が主流でした。
その理由は、ナトリム灯はチリなどの影響を受けにくく、しかも消費電力が低く、寿命(じゅみょう)が長いなどの特徴があったためです。

しかしながら、近年は蛍光ランプの品質が向上したことから、自然に見える白色のものが主流になってきています。

おわりに

「どこから出てきたニャン?」
突然現れたモグラ猫
出典:https://www.zatsugaku-jiten.net/blog-entry-1654.html

今日は、トンネルの照明が奥に行くほど暗くなるのは何故かという話を書いてみましたが、いかがでしたか?
これは、目を慣れさせるためだったのですね。

実は、夜間に飛行機が離着陸する際に機内が真っ暗になるのも、同じ理由からでした。

夜間に空港を離着陸する際、飛行機内では一度照明を落として真っ暗にします。これは、何故なのでしょうか?人間の目というのは、明るい場所から一気に暗い場所に出ると、目に入る光の量の調整が追いつかず、周囲の暗さに慣れるまでに時間がかかります。
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