グリーンアスパラガスとホワイトアスパラガス。
色も歯ごたえも異なるこのれらの野菜は、実はまったく同じ野菜でした!
グリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスは、実はまったく同じ野菜だった!
グリーンアスパラガスは鮮やかな緑色。
ホワイトアスパラガスは白色で歯ざわりがやわらか。
色も歯ごたえも違うこの2つの野菜は、同じ「アスパラガス」です。
アスパラガスは、地面から伸びてきた若い芽を切り取った野菜です。
一般的な野菜と同様、日光に当てて育てたものがグリーンアスパラガスで、芽が日光に当たらないよう、30センチほど盛り土(もりつち)をして土の中で伸ばして育てたのがホワイトアスパラガスです。
ホワイトアスパラガスは、缶詰の形で売られていることが多いため、グリーンアスパラガスの皮をむいて加工したものと思われがちです。
が実は、両者の違いは栽培法だけなのです。
ただし、栄養価には違いが
ただ、栽培法が違うため、栄養価には差が出ます。
前述したように、グリーンアスパラガスは日光を浴びて育っているので、カロテンが豊富となっています。
また、B1、B2、C、E、葉酸(ようさん)、アスパラギン酸などの栄養素も含んでいます。
アスパラギン酸というのは、新陳代謝を促(うなが)して疲労回復効果が期待されるアミノ酸で、このアミノ酸はアスパラガスに多く含まれていることから、「アスパラガス」の名があります。
一方、ホワイトアスパラガスは、ビタミンCが少量含まれる程度です。
日光に当たっていないため、カロテンはほとんど含まれず、ビタミンB群はグリーンの半分程度です。
おわりに
「それでは、アスパラガスも食べたし、必殺屁(へ)ロケットで、今から月に行ってくるニャン!」ブブブブブーーーーーッ!
写真はこちらからお借りしました。
今日は、グリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスの違いについて書いてみましたが、いかがでしたか?
「アスパラガス」という名前は、「アスパラギン酸」から来ていたのですね。(^^)
なお、アスパラガスの数え方ですが、1本、2本と数えるようです。