住宅展示場に建てられたモデルハウス。
モデルハウスの寿命は短く、長くても3年です。
メーカーによっては、1年ごとに建て替えることもあります。
それでは、建て替えはどのように行なわれるのでしょうか?
モデルハウスの建て替え
モデルハウスは、工場でつくられた部品を現場に運んで組み立てる、いわゆる「プレハブ工法」によるものが多いです。
そのため、展示場から退くときには、いったん分解して、別の場所でまた同じように建て直すのです。
「ボク、この樽(たる)ハウスをけっこう気に入ってるワン」
写真はこちらからお借りしました。
そして、古くなったモデルハウスは、一般の人から公募、抽選して、割安価格で売却することが多いです。
この公募の人気は高く、売れ残ることはほとんどないといいます。
日本で最初に住宅展示場をつくったのはどこ?
なお、モデルハウスは、通常住宅展示場という敷地内に建設される形になりますが、この敷地を日本で最初に提供したのが「ABCハウジング」です。
ABCハウジングは、1966年(昭和41年)に、日本初の住宅展示場で出発した会社で、同年に朝日放送の主催により、大阪市大淀区(現北区)にオープンしたのが、日本最初の住宅展示場「ABCモダン住宅展」です。
同社は、プレハブ住宅を屋外に展示するという画期的な販売手法によって、当時大きな反響を呼びました。
参考にしたサイト
エー・ビー・シー開発株式会社|ハウジング事業 https://www.abcd.ne.jp/housing/index.html