最近富みに、景気が良くなったと喧伝(けんでん)されている日本ですが、休みの日はきちんと取れているのでしょうか?
今日は、年間休日数を業界別に見てみたいと思います。
業種によって40日もの差が!
労働政策研究・研修機構の調査によれば、1986年の平均年間休日数は、94.1日でしたが、それが2016年には113.8日にまで増えています。
働き過ぎといわれる日本人ですが、このデータを見る限り、昔に比べて休みは着実に増えているようです。
業界によって大違い!
ただし、その内実は業界によって大きな違いがあります。
DODAの調査では、最も年間休日の多い業界は自動車・輸送機器メーカーの135.2日で、これは3日に1日以上休んでいることを意味します。
逆に、最も年間休日の少ないのはコンビニ業界の95.8日となっています。
周知の通り、コンビニというのは休まないのが”売り”で、人手不足も深刻なため、スタッフも休みを取りづらいのでしょう。
厚生労働省の調査による休日数
出典:https://doda.jp/guide/ranking/071.html
その他、レストラン、レジャー、ホテルなど、世間一般が休日のときこそ稼ぎ時という業界も、休日が少なくなりがちのようです。