東京大学の松木則夫(まつき のりお)教授らの研究結果によると、憂さ晴らしにアルコールを飲むのは効果がないようです。
それどころか、イヤなことがあった後にアルコールを飲むと、その忘れたい記憶が逆に鮮明に記憶されてしまい、むしろ逆効果のようです。
それでは、一体どうしたら良いのでしょうか?
同教授は、
「記憶はいったん不安定になり、徐々に固定していくとされる。嫌なことを忘れる奥の手は、おぼろげなうちに、楽しい記憶で上書きしてしまうこと」
と、酒に頼らない、記憶の上書き(書き換え)原理を使った忘れ方を勧めています。
参考にしたサイト
「お酒を飲んでも嫌なことは忘れられない?」 | 東京大学
http://www.u-tokyo.ac.jp/public/public01_200228_j.html