親指と人差し指の2本の指を立てて、他の指は曲げて相手に突き出してつくるピースサイン。
このピースサインは、平和を祈るサイン、または勝利をアピールするサインとして、世界中で認識されています。
しかしながら、海外であなたがこのサインを使う場合、国によっては注意が必要です。
「ピースサイン」がNGになる国がある
それは、たとえばギリシャです。
ギリシャでは、手のひらを見せてピースサインをすると、相手に侮辱(ぶじょく)したと思われる可能性があります。
その理由は、かつて犯罪者に2本指で物を投げるときに使った侮辱の仕草だからです。
また、通常のピ-スサインと自分の方に手のひらを向けて行なう逆ピースサインで、意味が変わる国があります。
それはイギリスやオーストラリアなどです。
これらの国々では、通常のピースサインは勝利を意味しますが、手のひらを自分の方に向けてこのサインをすると、性的な表現を由来とする相手を揶揄(やゆ)・侮辱する仕草になってしまいます。
世界では、日本の常識がすべて常識として通用するとは限りません。
むしろ、「非常識」になることの方が多いと心得、海外へ行く際には事前に現地の常識、習慣、タブーなどを一通りチェックすることが肝要といえるでしょう。
参考にしたサイト
海外で絶対にやってはいけないとされるハンドサインあれこれ
http://gigazine.net/news/20120524-handsign/