シシトウを食べていると、時々すごく辛(から)いものに当たることがあります。
何故、このような辛いものが混じっているのでしょうか?
また、食べる前に、そのシシトウが辛いかどうか、見分ける方法はあるのでしょうか?
時々、すごく辛いシシトウがあるのは何故?
シシトウというのは、その名前の通りトウガラシの一種で、その形が「獅子舞(ししまい)」の獅子に似ていることからその名があります。
この辛さの元となっているのは、カプサイシンと呼ばれる物質で、すべてのトウガラシに共通の辛味(からみ)成分です。
そして、このカプサイシンは、温度が上がるとできやすくなることから、一般に夏場ほど辛いものができやすくなります。
また、春に植えた木が老化して弱った場合にも、辛いものができやすくなります。
シシトウが辛いかどうかの見分け方は?
さて、シシトウが辛いかどうかの見分け方ですが、同じ木になっていても辛いものと辛くないものがあり、専門家でも難しいものです。
確率的に、辛いシシトウは中の種が少なく、辛くないものは種が多いということが分かっているようですが、種の数は外側からは見えませんので、判断材料にはなりません。
ただ、シシトウはヘタの部分が最も辛くなりますので、調理前にその部分を切ってしまうというのが実用的なやり方と思われます。
シシトウに関しては、甘味のある種と掛け合わせ、辛くない品種を作ろうとしていますが、うまく行っていないようです。
参考にしたサイト
辛いシシトウの見分け方 | Goo-net
http://otasuke.goo-net.com/qa5028.html