トウガラシを食べると肥満防止になるって本当?

この記事は約 1 分で読めます

トウガラシ

寒い冬の日に、トウガラシを鞄の中に入れて履(は)くと、足がポカポカ温かくなるといいます。
これは、トウガラシの中に含まれるカプサイシンという成分が、血行を良くし、冷えやすい足の血液の循環(じゅんかん)を助けるためです。

マーボー豆腐など、トウガラシの入った辛い食べ物が食欲をそそるのも、この成分が消化吸収を助けるためです。

さて、このカプサイシンには、体内のエネルギー消費を促進させる効果があります。

体内に取り込まれたカプサイシンは、中枢神経(ちゅうすうしんけい)を刺激することによって、副腎皮質(ふくじんひしつ)からアドレナリンなどのホルモンの分泌(ぶんぴつ)を促(うなが)します。

これによって、脂肪分解酵素のリパーゼが活性化され、エネルギー代謝(たいしゃ)が盛んになります。
するとその結果、体内に貯蔵された脂肪の分解が進みます。

つまり、カプサイシンには、肥満防止効果があるのです。

とはいえ、辛い物ばかりの食事を摂(と)りすぎると、血圧が上がって体に悪い影響を上げるということもまた事実。

カプサイシンには、血圧の上昇作用があまりないことが報告されてはいますが、何事もほどほどに、ですね。

参考にしたサイト
カプサイシンの効果効能 | サプリメント大学 https://www.supkomi.com/univ/capsaicin/caps-effect.html

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告