酢を飲むと、体がやわらかくなるという科学的根拠はありません。
が、ちまたでは昔からそのようにいわれてます。
これはおそらく、「酢」という商品を売りたいがために考えられた、うまいセールストークというべきものでしょう。
しかしながら、「酢」には多くの効用があります。
代表的なものは、「血液サラサラ効果」です。
酢は、酸性に傾いた血液を弱アルカリ性に改善します。
血液浄化作用が強く、細胞の働きを活発にし、中性脂肪を抑制する働きがあります。
他には、以下のような効用もあります。
・疲れの目や肩こりの改善
・筋肉の痛み、凝りなどを和らげる
・やせる効果を高め、肌の老化を防ぐ
・消化を促進し、便秘を改善
・強力な殺菌力で防腐・抗菌作用(木酢液など)
・胆汁や副腎皮質(ふくじんひしつ)ホルモンの生成(ストレス緩和)を助ける
・優れた利尿作用で過剰な塩分を排出
・飲酒による体内酸化物の処理促進
・他の食品に含まれる栄養分をうまく効率化
したがって、体こそやわらかくはなりませんが、酢にはいろいろな効用があるので、これらの健康効果を得るために飲むということであれば、意味があるでしょう。
参考にしたサイト
酢で身体を柔らかくする?-毒舌!医療と生物をやさしく読み解く入門
http://www.unlimit517.co.jp/ana17.htm