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お世辞をホントっぽく思わせるちょっとしたコツがあります。
今日は、そのコツをご紹介したいと思います。
お世辞をホントっぽく思わせるちょっとしたコツとは?
福岡県福岡市に、”地球上で2番目にうまい店”というラーメン屋があります。
本当は”地球一”といいたいところなのでしょうが、そういってしまうとウソッぽい。
そこで、ちょっとへりくだって”2番目”としているところがミソです。
(もっとも、”地球”という言葉を使っているところが既にウソッポいですが、あくまでひとつの例としてお考えください)
このキャッチフレーズの効果は上々で、店は繁盛(はんじょう)しているといいますが、このラーメン屋の宣伝方法は、お世辞をホントッぽく思わせたいときにも応用できます。
たとえば、誰かを褒(ほ)めるとき、その人の長所ばかりを思いっきりヨイショしたとします。
最初は、褒められた人は気分がいいですが、だんだんと居心地(いごこち)が悪くなってくるのが普通です。
何故なら、人間には長所だけではなく、短所もあるということを誰でも知っているからです。
つまり、ラーメン屋の例でいえば、”地球一”といっているのと同じことです。
そこで、長所を10個いったら、短所もひとつくらいは指摘する。
これが、”地球上で2番目にうまい店”と同じ効果を生み、お世辞をホントらしく思わせるコツなのです。
もしもあなたが、結婚式でスピーチをしなければならなくなったときなど、以上のことを参考にされるとよいでしょう。