子供の学習塾には、いろいろなタイプがあります。
ひとつめは、大手で大教室を使った学校形式のところ。
ふたつめは、チェーン店形式で、「○△塾○△分室」というような形をとっているところ。
そして、みっつめは寺子屋(てらこや)のような少人数制の補修塾(ほしゅうじゅく)です。
子供によって、向き不向きがあるかと思いますが、その点についてはここでは差し置き、いい塾に共通している点を紹介してみたいと思います。
まず、生徒数に比べて先生の数が多いこと。
10対1以下であれば、かなり行き届いた指導が期待できます。
よほどの大手で、定評のあるところでない限り、この比率が20:1を超えている場合には、金儲け優先の塾と考えた方が良いでしょう。
また、いい塾は、”料金体系”がしっかりしているものです。
授業料のほかに、教材費など、さまざまな名目(めいもく)で、何かとお金を払わせようとする塾は、金儲け主義なので、お金をだまし取られないように注意しましょう。
さらに、そんなに大きな塾でもないのに、やたらと募集広告がハデな塾は、ちょっと疑ってかかった方が良いです。
というのは、良い塾というのは、口コミで、自然に生徒が集まるもの。
募集に多額のお金をかけているような塾は、教育にお金をかけていない、といっても良いでしょう。