缶詰にも食べごろがあります。
が、缶詰の場合、生野菜や刺身(さしみ)とは違って、新しければよいというものではありません。
なぜなら、缶詰の中の材料に調味料がしっかりとしみ込むまでに、6ヶ月ほどかかるからです。
そのため、缶詰の場合には「新しいものほどおいしい」は当てはまらないのです。
缶詰をおいしく食べられる期間としては、上述したように、缶詰の中の材料に調味料がしっかりとしみ込んだ製造後6ヶ月から4年くらいまでが、ひとつの目安となります。
が、酸味の強い果物類の缶詰は、3年までに食べるようにします。
それ以上経つと、中身には変わりがなくても、中の果物に缶詰特有の味がつき、味が落ちてしまうからです。