じゃがいもには、新じゃがいもと普通のじゃがいもとがあります。
この2つは一体、どこがどのように違うのでしょうか?
新じゃがいもと普通のじゃがいもの違いは?
新じゃがいもと普通のじゃがいも(完熟じゃがいも)の主な違いは、収穫されるタイミングとそこからくる特徴の違いにあります。
以下に、簡潔に説明します。
1.収穫のタイミングの違い
新じゃがいもは、一般的に5月から6月にかけて旬を迎え、一方で通常のじゃがいもは10月から11月頃に収穫されることが多いです。
新じゃがいもは、まだ葉と茎が青く、皮が薄い状態で収穫されます。
そのため、水分を多く含み、柔らかい食感が得られます。
通常のじゃがいもは、植物の葉が枯れてから収穫されるため、より乾燥していて、しっかりとした食感があります。
2.栄養価の違い
新じゃがいもは、通常のじゃがいもよりも、ビタミンCが豊富で、栄養価が高いとされます。
特に、皮が薄いため、栄養素が豊富に含まれているという特徴があります。
3.食感と風味の違い
新じゃがいもは水分が多いため、食感はホクホクというよりもネットリ系のやわらかさがあり、甘みが強いのが特徴です。
一方、通常のじゃがいもは食感がしっかりとしており、炒め物や煮物など、さまざまな料理に使われる便利な食材とされます。
4.調理法の違い
新じゃがいもは、そのまま茹でたり、蒸したりして味付けをするだけでもおいしくいただけます。バターや塩、香草などと組み合わせると風味が増します。
通常のじゃがいもは、肉料理や煮物など、比較的強い味付けの料理に向いています。
5.保存性の違い
新じゃがいもは、水分が多いため、長期間の保存には向いていません。
特に、直射日光が当たると変色しやすいので、取り扱いに注意が必要です。
湿気も嫌います。
そのため、新じゃがいもは風通しの良い場所で常温保存が推奨されており、冷蔵庫での保存は適さないとされます。
袋に入れてしまうと傷みやすいので、乾いた新聞紙で包むと良いです。
このように、新じゃがいもとじゃがいもは、収穫時期、栄養価、食感、保存性などにおいて、異なる特性があります。
これらの違いを知ることで、それぞれの料理に応じて選ぶことができるようになるでしょう。
おわりに
「ニャー。君は、どうしてじゃがいもに生まれたんだニャン?」「知らんがな、そんなこと」
“How were you born into this thing called potatoes, Meow?” “No idea.”
今日は、新じゃがいもと普通のじゃがいもの違いについて書いてみましたが、いかがでしたか?
じゃがいもといえば、じゃがいもやさつまいもなど、普通イモと名のつくものは、加熱しないと食べられません。
が、ナガイモ、ヤマトイモ、ツクネイモなどは、生で食べることができます。
これは一体何故なのでしょうか?
答えは、以下の記事をお読みください。