写真は、こちらからお借りしました。
長野の「八十二銀行」。
この名前は、なんと、足し算で生まれたことをご存じですか?
今日は、この話を書いてみたいと思います。
名前に数字のつく銀行は「ナンバー銀行」と呼ばれる
第四、七十七、百五など、名前に数字のつく銀行は、「ナンバー銀行」と呼ばれています。
これは、1872年(明治5年)に制定された「国立銀行条例」により、順番に設立された国立銀行の名残です。
この「ナンバー銀行」は、当初は東京に設立された第一国立銀行(第一勧業銀行を経て現在はみずほ銀行)に始まり、第百五十三国立銀行まで存在していました。
その中で、新潟にある第四銀行は、今も当時のままの名前で存続していますが、長野にある「第八十二銀行」は、少し事情が異なります。
というのはこの銀行、本来の「第八十二銀行」は鳥取(とっとり)にありましたが、こちらは「第十九銀行」と「第六十三銀行」が合併(がっぺい)する際、なんと、銀行名まで「足し算」でつけられたものだからです。
「ニャに ?そんなことがあったのかニャン」
写真は、こちらからお借りしました。
しかし、銀行名が足し算でつけられてしまうなんて、考えてみたらすごいことですね。