写真は、こちらからお借りしました。
「日清焼きそばU・F・O」。
このインスタント食品は、1976年(昭和51年)に発売されました。
この商品名は、UFO(未確認飛行物体)と、何か関係があるのでしょうか?
「日清焼きそばU・F・O」は、未確認飛行物体とは関係がない
実は、この焼きそばは、未確認飛行物体とは関係がありません。
商品名の由来は非常にシンプルで、U=うまい、F=太い、O=大きいという、商品のアピールポイントの頭文字をとって命名されたものです。
しっかりとした太い面が、大きな器にどっさりと入っていて、しかも食べるとうまい、そんな商品になるようにとの思いを込めてネーミングされたものなのです。
最初に述べたように、この焼きそばは1976年に発売されましたが、CMに当時人気絶頂だったピンクレディーを起用しました。
当時のピンクレディーのヒット曲・「UFO」をベースに作られたCMソングの効果もあり、この商品は爆発的な売上げを記録したのです。
ピンクレディーのUFOは、未確認飛行物体の意味でしたが、当時はこの曲が大ヒットしていたので、このブームに乗る形で売上げが加速。まさに、抜群のネーミングだったわけです。
商品名が「U.F.O.」になった冗談のような話
実は、この商品が開発された当初、名称がなかなか決まりませんでした。
そこで、蓋(ふた)をフリスビーのように投げてみたところ、当時ブームになっていたUFOに似ているということから発案されたということです。
写真は、こちらからお借りしました。
なにか冗談のような話ですが、そのため、UFOとまったく関係がない、というわけでもないようです。