「マジンガーZ」の最終回はどうなる?

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永井豪(ながい ごう)の漫画・「マジンガーZ」(マジンガーゼット)のテレビアニメで、最終回はどうなるのでしょうか?

マジンガーZ
写真は、こちらからお借りしました。

闇の帝王、光子力研究所に攻撃命令

「マジンガーZ、かんぱーい!ダイアナンA(エース)、かんぱーい!ボスボロット、かんぱーい!」

と弓博士。

「これで、光子力研究所も安心だ。みんなありがとう」

地獄島で、機械獣(きかいじゅう)軍団を率いるDr.ヘルとの最終決戦に勝ち、兜甲児(かぶと  こうじ)をはじめとする光子力研究所(こうしりょくけんきゅうじょ)の人々は、光子力研究所の屋外でパーティを開き、つかの間の平和を満喫(まんきつ)していました。

しかし、決戦から逃げ延びたゴーゴン大公(たいこう)は、ボスであるミケーネ帝国の闇(やみ)の帝王(ていおう)のもとを訪れ、戦力が落ちた今こそ、光子力研究所を攻めるべきだと進言。
そして、闇の帝王に攻撃を命じられた部下の暗黒大将軍は、戦闘獣のグラトニオスとビラニアスを出撃させます。

マジンガーZ、倒される!

戦闘獣が出現したとの報告を受け、まだ修理の済んでいないマジンガーZに代わって、弓さやかのダイアナンとボスのボスボロットが戦闘獣に立ち向かいます。
が、あえなく撤退。

さらに、甲児が怪我(けが)を押してマジンガーZで出撃するものの、機械獣よりも数倍強力な戦闘獣に歯が立ちません。

「光子力ビーム!」

マジンガーZはは必殺の攻撃をするも、グラトニオスの光線に威力負けし、ウロコ型兵器に取りつかれて溶(と)かされてしまいます。

「ちくしょう! 今までどんな敵にぶつかっても超合金Zが溶けることなんてなかったのに、一体どうしたのだろう」

と、切歯扼腕(せっしやくわん)する甲児。

そしてついに、マジンガーZも倒され、光子力研究所が危機にさらされる事態となります。

グレートマジンガー、出撃!

そのとき、科学要塞研究所(かがくようさいけんきゅうじょ)で戦いを見守っていた甲児の父・剣蔵は、剣鉄也(つるぎ てつや)にグレートマジンガーでの出撃を命令。
グレートマジンガーは、崩壊(ほうかい)寸前の光子力研究所に現われると、

「アトミックパンチ!」

マジンガーZを戦闘不能状態(せんとうふのうじょうたい)に追い込んだ2機の戦闘獣を、軽々と撃破(げきは)します。

「グレートブーメラン!」

胸のプレートを外して投げ、グラトニオスの首を刎(は)ねます。

「サンダーブレイク!」

続けて、指先から放たれた電流で、グラトニオスを破壊(はかい)。
戦いが終わると、グレートマジンガーは颯爽(さっそう)と去っていきました。

甲児、アメリカへ旅立つ

その後、光子力研究所の弓博士は、さやかたちとともに科学要塞研究所に招待され、そこで治療を受ける甲児と再会します。
そこで博士は、さらに剣蔵と出会い、死んだはずの剣蔵がサイボーグとして蘇(よみがえ)った事情を聞かされます。

甲児とシローの兄弟を動揺させたくないので、今は親子の再会を果たすべきではないと主張する剣蔵に対し、弓博士は甲児を、さやかとともにアメリカ留学に送り出すことを提案。
事情を知らぬまま、甲児はアメリカへと旅立ちます。

そして、ミケーネ帝国との戦いは、鉄也が操(あやつ)るグレートマジンガーに委(ゆだ)ねられることになります。

「マジンガーZ」のテレビ放送
1972年12月3日 – 1974年9月1日(全92話)

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