松本零士(まつもと れいじ)のSF漫画・「銀河鉄道999」(ぎんがてつどうスリーナイン)のテレビアニメで、最終回はどうなるのでしょうか?
写真は、こちらからお借りしました。
哲郎の乗る銀河鉄道999、危機一髪!
メーテルとともに、ついに機械の体を手に入れられる惑星に到着した哲郎。
だが、機械人間の虚(むな)しさを知って、生身の人間のままでいることを決意します。
一方、星を強化する道具として、哲郎を利用しようとしていた惑星の女王プロメシュームは、哲郎を銀河鉄道999ごとブラックホールで処刑(しょけい)することを決定。
さらに、哲郎を助けようとした娘のメーテルを、牢獄(ろうごく)に閉じ込めます。
しかし、牢獄から抜け出したメーテルの協力もあって、哲郎の乗る999は危機を脱出。
メーテルを助けるため、哲郎はプロメシュームの待つ惑星へ戻ります。
哲郎、メーテル救助に向かう
メーテルの救出に向かった哲郎は、途中で彼の機械人間化任務に失敗した案内役のミライが、自殺しようとしているところに遭遇(そうぐう)。
ミライを救った哲郎は、他人の命令に従うのが人生ではない、自分だけの未来があるはずだと諭(さと)します。
惑星メーテル、爆発!
その後哲郎は、メーテルと合流。ミライの命を懸けた活躍のお蔭(かげ)で、惑星の崩壊(ほうかい)に必要な、メーテルの父親の魂が込められたカプセルも入手します。
惑星にたどり着いた哲郎とメーテルは、プロメシュームの妨害(ぼうがい)に遭(あ)うものの、カプセルを動力炉に落とすことに成功。
惑星の崩壊が始まり、プロメシュームは爆発の炎に包まれます。
メーテル、哲郎の前から静かに去る
惑星が炎に包まれながら、ブラックホールへと落ちていく中、哲郎とメーテルは999の待つプラットホームにたどり着き、999で脱出。
家族が幸せだった日々を思い出しながら涙するメーテルの前で、彼女の故郷であった惑星は、ブラックホールに飲み込まれていきます。
その後、哲郎は999に乗って父母の眠る地球に戻り、自らの手で素晴らしい大地にすることを決意します。
哲郎の成長を感じたメーテルは、哲郎にそっと口づけをすると、別の少年を未来に導くために、哲郎の前から静かに去っていくのでした……。
写真は、こちらからお借りしました。
「銀河鉄道999」のテレビ放送
1978年9月14日 - 1981年3月26日(全113話)