自分の妻のことを「かみさん」と呼びますが、この言葉はどこから来ているのでしょうか?
「かみさん」は、山の神のことだった
自分の妻のことを「かみさん」と呼びますが、この語源には諸説あります。
最も有力とされるのが、昔の人が自分の妻を「山の神」と呼んでいたことから、この山の神が親しみを込めて「かみさん」に変化したという説です。
その他、民俗学者(みんぞくがくしゃ)の柳田國男(やなぎだ くにお)は、山の神の標識として日本各地では古くから杓子(しゃくし)が用いられましたが、食物分配用の道具である杓子(しゃくし)は女房の権威(けんい)の象徴(しょうちょう)であることから、妻のことを「山の神」と呼ぶようになったとしています。
さらには、女性店主のことを表わす「女将(おかみ)さん」からきているとする説もあります。
おわりに
「えっ? 『かみさん』って、山の神だったの?」
今日は、「かみさん」の語源について書いてみましたが、いかがでしたか?
「山の神」とは驚きでしたね。おお!(゚o゚)
かみさんといえば、かみさんは子供ができればお母さんになりますが、この「おかあさん」という言葉は、一体どこから来ているのでしょうか?
答えは、以下の記事をお読みください。
母親のことを「おふくろ」、また「お母さん」と呼ぶのは何故なのでしょうか?
母親を「おふくろ」「お母さん」と呼ぶのは何故?
まず、...