NORAD名物「サンタ追跡プログラム」は、少女からかかってきた間違い電話がきっかけだった?
NORAD(ノーラッド、=北米航空宇宙防衛司令部)が「サンタ追跡」を始めたのは、1955年に少女からかかってきた1本の間違い電話がきっかけでした。この年、通販企業シアーズ・ローバックが、新聞に「サンタと話そう」という広告を掲載しましたが、その番号に誤りがあったため、その電話は、なんと、NORADの前身機関CONAD(コーナッド、=中央防衛航空軍基地)につながってしまいました。そのとき、電話を取ったハリー・シャウプ大佐は、「サンタさん?」という子供の問いかけに、「レーダーによれば、サンタは今、北極から南極に向かったよ」と応えました。