ゴルフのキャディーはもともと貴族だった? – キャディーの語源
話は、16世紀に遡(さかのぼ)ります。当時、ゴルフ好きで知られていたスコットランドの女王メアリー・スチュアートは、フランス貴族出身の若者、つまりカデにクラブを担がせてゴルフをするようになりました。そして、このカデという言葉は、スコットランドでキャディーに変化。かくして、ゴルフの手助けをする人を、キャディーと呼ぶようになったのです。
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話は、16世紀に遡(さかのぼ)ります。当時、ゴルフ好きで知られていたスコットランドの女王メアリー・スチュアートは、フランス貴族出身の若者、つまりカデにクラブを担がせてゴルフをするようになりました。そして、このカデという言葉は、スコットランドでキャディーに変化。かくして、ゴルフの手助けをする人を、キャディーと呼ぶようになったのです。
「お茶を濁す」という言葉があります。この言葉の語源は、安いお茶を上等な抹茶に見せかけることから来ていました。この抹茶は、かつては貴族や僧侶(そうりょ)だけが楽しむ、特別な飲み物でした。室町時代以降は、庶民の間にもお茶が浸透(しんとう)していきましたが、それは抹茶ではなく、当然安価なお茶でした。それを、何とか上等な抹茶に見せかけるため、お茶をかき混ぜ、濁(にご)らせたのです。そこから、いい加減にその場を繕(つくろ)ってごまかすことを「お茶を濁す」というようになりました。
小学校で、算数の時間に習う「九九」。 1の段から始まるのに、これを「九九」と呼ぶのは何故なのでしょうか? 答えを先に書けば、この...
名刺という漢字を改めて良く見てみると、『名を刺(さ)す』と書かれていることが分かります。何故、名を”刺す”のでしょうか?実は、名詞は、昔は本当に刺していたのです。名詞の起源は、古代中国(20~280年頃)まで遡(さかのぼ)ります。この時代の身分の高い人たちは、誰かの家を訪問するとき、当時はまだ紙が発明されていなかったため、自分の名前と用件を記入した竹片や木片を持参していました。そして、相手が不在の場合には、これを門前の箱に刺していったとされます。