「灯台下暗し」の灯台とは? – 岬に立つ灯台ではなく照明器具のことだった!
「灯台下暗し(とうだいもとくらし)」という言葉があります。これは、「人は身近なことには案外気がつかないものだ」というたとえです。この言葉は、灯台は周りを明るく照らす反面、その真下は影になって暗いことを例に挙げているわけですが、実はこの「灯台」というのは、港や岬、島などの要衝(ようしょう)に立っている航路標識(こうろひょうしき)のことではなく、昔使われていた室内照明器具(しつないしょうめいきぐ)のことだったのです!
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「灯台下暗し(とうだいもとくらし)」という言葉があります。これは、「人は身近なことには案外気がつかないものだ」というたとえです。この言葉は、灯台は周りを明るく照らす反面、その真下は影になって暗いことを例に挙げているわけですが、実はこの「灯台」というのは、港や岬、島などの要衝(ようしょう)に立っている航路標識(こうろひょうしき)のことではなく、昔使われていた室内照明器具(しつないしょうめいきぐ)のことだったのです!
2015年度の「国語に関する世論調査」では、ついにこの「ら抜き言葉」が多数派になる例文も登場しました。それは、「今年は初日の出が見れた」という文で、「見れた」を使う人の割合が48.4%と、「見られた」を使う人の割合44.6%を上回ったのです。そして、「早く出れる?」という文も、「出れる」を使う人の割合が45.1%と、「出られる」を使う人の割合44.3%を上回りました。
人間には、右利きが多いですが、これは体の右半分の機能を司(つかさど)る左脳が、人間にとって「優位脳」だからだといわれています。 そして...
チラッ!と見せることを「チラリズム」といいます。この言葉は、今では国語辞典にも載っている、れっきとした日本語ですが、この言葉の生みの親は、意外なことに、女優の浅香光代だといいます。
明治の初めに、新政府がアメリカから招いた、日本ではクラーク博士として知られるウィリアム・スミス・クラーク(William Smith Clark、1826年 - 1886年)。あの有名な「少年よ大志を抱け(Boys, be ambitious)」の言葉を残したクラーク博士ですが、その後については意外と知られていません。クラーク博士はその後、知人とともに鉱山会社を設立し、非合法の鉱山投機にも手を出すのですが、会社は倒産。莫大な借金を背負ってしまいます。