理由一覧

こけら落としの「こけら」の正体は?

昔の民家の屋根の多くは、「こけら板」という薄い削り板で葺(ふ)かれていたことから、建物の新築や改装工事の終わりに、板の削りくずを払い落として祝(いわ)う風習がありました。ここから、劇場の落成や初公演のことを、「こけら落とし」と呼ぶようになったといわれます。

酒を飲んだ後にラーメンを食べたくなるのは何故?

1杯飲んだ夜の帰り道に、ラーメン屋の前を通りかかると、無性にラーメンが食べたくなります。これは、何故なのでしょうか?アルコールが体内に入ると、肝臓が解毒・分解を始めます。肝臓は、寝ている間や食事をしていないときに、糖を分解する役割がありますが、酒を飲むと、アルコールの解毒・分解作業に追われ、糖を分解できなくなります。そのため、飲酒後は血糖値が下がってしまいます。飲酒後は、体がこの糖を欲しているのです。

「力士」と「関取」は、そもそも何がどう違う?

「力士」と「関取」は、一見同じ相撲取りのことをいっているように思われます。しかしながら、両者には大きな違いがあります。まず、「力士」ですが、こちらは相撲取りの総称で、日本相撲協会に入門し、新弟子検査に合格すれば、力士になれます。一方、「関取」ですが、こちらは十両以上の力士のことを指します。相撲取りは、下から序の口(じょのくち)、序二段、三段目、幕下、十両、前頭(まえがしら)、小結(こむすび)、関脇(せきわけ、せきわき)、大関(おおぜき)、横綱(よこづな)の順に番付が上がっていきます。

夕陽が赤く見えるのは何故?-赤の波長が長いためだった

夕方になると、夕陽が赤く見えます。これは、何故なのでしょうか?色が太陽光は白色光といい、虹の7色(赤、橙(だいだい)、黄、青、藍(あい)、紫)が混じり合ってっできたものです。この7色の光は、大気中に浮かぶ空気の分子に当たると拡散(かくさん)されますが、特に波長の短い光がより強く散らばります。一方、赤い光は波長が長いために散らばりにくく、より遠くまで届きます。夕陽が赤く見えるのは、夕方の太陽光が大気中を通るときの距離が、真昼間の真上からに比べて長くなった結果、赤い光だけが拡散されずに私たちの目に届くからなのです。

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