えっ? シベリアのサハ共和国では、牛がブラジャーをつけている?
ロシアの極寒のシベルア。このシベリアにあるサハ共和国(別名ヤクーティア)は、北半球で最も寒い地域のひとつです。この地域は、冬になるとマイナス50度を越える寒さとなります。永久凍土に覆われたこの地では、寒さ対策は必須(ひっす)です。それは、人間ばかりではありません。牛も同様で、凍傷(とうしょう)から牛の乳房を保護するために、ブラジャーを装着させています。
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ロシアの極寒のシベルア。このシベリアにあるサハ共和国(別名ヤクーティア)は、北半球で最も寒い地域のひとつです。この地域は、冬になるとマイナス50度を越える寒さとなります。永久凍土に覆われたこの地では、寒さ対策は必須(ひっす)です。それは、人間ばかりではありません。牛も同様で、凍傷(とうしょう)から牛の乳房を保護するために、ブラジャーを装着させています。
人間の血縁関係はもとより、最近では生物の祖先を調べたり、ウイルスの型を診断するときなどにも使われるDNA鑑定。その活躍の場は、さらに広がっています。さて、このDNA鑑定は、身近な食べ物の調査にも使用されていることをご存知でしょうか?そのきっかけとなったのは、2007年(平成19年)に社会問題となった「食肉偽装事件(しょくにくぎそうじけん)」です。
人間は、個人を識別するのに「指紋」が使われています。何故ならば、周知の通り、指紋は一人ひとり違うからです。それでは、人間以外の場合はどうなのでしょうか?牛の場合には「鼻紋(びもん)」と呼ばれるものがあります。鼻紋というのは、牛の鼻先にある特有の皺(しわ)のことで、人の指紋と同様、1頭ずつそれぞれ異なっており、一生変わることがありません。血統などの証明を必要とする和牛などは、ほとんどの場合、子牛が生まれると1頭ずつこの鼻紋を採取して、この部紋で固体識別をしています。