「スルメ」が「アタリメ」と呼ばれるのは何故?
「スルメ」の起源は、江戸時代にあります。当時のギャンブラーが、「スルメ(擦る目)」では使い果たしてしまいそうなイメージがあるため縁起が悪いと、シャレで「アタリメ(当たり目)」と呼んだのが最初といわれます。
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「スルメ」の起源は、江戸時代にあります。当時のギャンブラーが、「スルメ(擦る目)」では使い果たしてしまいそうなイメージがあるため縁起が悪いと、シャレで「アタリメ(当たり目)」と呼んだのが最初といわれます。
現代において、マグロは高級魚の代名詞。なかでも、脂(あぶら)の乗った「トロ」は大人気で、脂肪分の多さによって、大トロや中トロなど、何種類にも分かれているほどです。しかしながらこのトロ、なんと、江戸時代は捨てられていました!
見かけだけで、内容が伴っていないことを意味する「ごまかす」という言葉。この言葉は、一体どこから来ているのでしょうか?また、「ごまかす」の類語には、どのような言葉があるのでしょうか?「ごまかす」の語源は、江戸時代に売られていた「胡麻胴乱(ごまどうらん)」というお菓子が由来とされます。
江戸時代の戯作者(げさくしゃ)のひとり・蜀山人(しょくさんじん、1749年 - 1823年)は、たいへんなのんべえでした。蜀山人は、日本各地の造り酒屋を訪れては、味見をして狂歌(きょうか)を詠(よ)んだといわれています。しかも蜀山人は、自ら「飲酒法令」というのを作って、酒を飲む心得を述べています。その心得とは、一、節句(せっく)と祝儀(しゅうぎ)のときには飲むことにしよう一、珍客(ちんきゃく)があれば飲むことにしよう一、月見、雪見、花見のときには飲もう
大福餅は、この名前に落ち着くまで、「うずら餅」と呼ばれていました。大福餅のふっくらとした形が鳥のウズラのようで、また焼いて焦(こ)げた色も、何となくうずらっぽいからでしょう。そのうち、腹がふくらんだ形なので、「腹太餅(はらぶともち)」と呼ばれるようになり、その大型のものを「大腹餅(だいふくもち)」と呼ぶようになりました。腹太よりも大腹のほうが、よりデブだったわけです。