
えっ? 国際宇宙ステーションでは「尿」を飲み物にしている?
国際宇宙ステーションは、地上から約400キロ上空に建設された、巨大な有人実験施設です。1周約90分というスピードで、地球の周りをまわりながら、実験・研究・地球や天体の観測などを行なっています。さて、この宇宙ステーションでは、宇宙飛行士のした「尿」は、「便」と分けて回収されます。その後回収されて浄化装置に送られ、なんと、飲み水として”リサイクル”されます。
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国際宇宙ステーションは、地上から約400キロ上空に建設された、巨大な有人実験施設です。1周約90分というスピードで、地球の周りをまわりながら、実験・研究・地球や天体の観測などを行なっています。さて、この宇宙ステーションでは、宇宙飛行士のした「尿」は、「便」と分けて回収されます。その後回収されて浄化装置に送られ、なんと、飲み水として”リサイクル”されます。
最近の研究で、「働きアリ」の中に一定数存在する「怠け者のアリ」が、なんと、コロニーに必要な存在であることが分かりました。2016年(平成28年)に、北海道大学などの研究チームが、「働かない働きアリ」に関する、エポックメイキングな研究結果を発表しました。これまでの研究では、働きアリだけのグループを作っても、働かないアリが必ず2~3割ほど現れることは分かっていましたが、何故このようなアリが存在するのかということに関しては、依然(いぜん)謎のままでした。しかし、この新たな研究で、これまで研究者を悩ませた長年の謎が解けたのです!
自分の妻のことを「かみさん」と呼びますが、この語源には諸説あります。最も有力とされるのが、昔の人が自分の妻を「山の神」と呼んでいたことから、この山の神が親しみを込めて「かみさん」に変化したという説です。その他、食物分配用の道具である杓子は女房の権威の象徴であることから、妻のことを「山の神」と呼ぶようになったという説もあります。
もしも陸地を削って海を埋めたら、地球はどのような姿になるのでしょうか?その答えは、なんと、陸地はすべてなくなり、地球は水深2400~3000メートルの海だけの惑星になる、です。それでも海の水は、地球全体の体積に比べると、わずか0.14%しかなく、ちょうど大福の皮のように、ほんの薄く地球の表面を覆っているようなものなのです。
温泉や火山のニュースで使われる、「硫黄(いおう)のようなにおい」という表現。が実は、硫黄にはにおいがなく、無臭でした!私たちが温泉などに行くと感じる、いわゆる「硫黄のにおい」。このにおいは、硫黄のにおいではありません。何故なら、単体の硫黄は無臭(むしゅう)だからです。温泉の噴き出し口や火山の噴火(ふんか)の際に感じられる「卵が腐ったような」と形容される独特のにおいは、火山ガスに含まれる、硫黄と水素の化合物である「硫化水素(りゅうかすいそ)」のにおいです。