意味一覧

紅葉狩りは何故「狩る」という? – 紅葉狩りの語源

秋に色づいた紅葉を眺めて楽しむ紅葉狩り(もみじがり)。この紅葉狩りは、何故「狩る(かる)」というのでしょうか?秋の紅葉を行楽(こうらく)として楽しむ文化は、平安時代から盛んになりました。秋の深まりとともに、木々がいっせいに紅葉するその美しさに、当時の貴族(きぞく)も夢中になったそうです。平安貴族は、牛車(ぎっしゃ)に乗って外出をするのが普通で、歩くのは品がないこととされていました。

ベートーベンの髪型がボサボサだったのは何故? – 彼の生き方の意思表示だった

ベートーベンの肖像画(しょうぞうが)を見ると、ボサボサの髪をしています。これは一体、何故なのでしょうか?バッハらは、王侯貴族(おうこうきぞく)をパトロンとした宮廷音楽家(きゅうていおんがくか)で、彼らにならってかつらをつけていたのです。そんな中、「運命」や「第九」などで知られるベートーベンは、他の作曲家とはちょっと違っていました。彼は、王侯貴族(おうこうきぞく)の注文に応じて作曲するのではなく、自分が作りたい曲を作り、その作品を欲しい相手に売る、というスタイルをとっていたのです。

世界一横長の国旗はカタールの国旗だった!?

ラビア半島中東部、ペルシャ湾に面したカタール。カタールの首都はドーハで、ここに国民の8割以上が住んでいます。さて、このカタールは、1971年に独立して国になりましたが、このときに制定(せいてい)された」国旗は、世界一横長の国旗です。それでは、どのくらい横長なのでしょうか?なんと、カタールの国旗の横幅は、縦の長さの2.5倍以上あります!縦横比でいうと、11:28です。

年末に大掃除をするのは何故? いつから始まった? また、いつまでにやれば良い?

昔の日本には、現在のように電気やガス、灯油といったものはなく、ご飯を炊いたり、煮物をつくったりするときは、もっぱら「竈(かまど)」や「囲炉裏(いろり)」といった設備を使い、熱源には薪(まき)や炭を使っていました。夜になると、照明に「行燈(あんどん)」を使い、熱源にはロウソクや菜種油(なたねあぶら)などを使っていました。そのため、年末になる頃には、家中の壁から天井まで真っ黒、といった感じになっていました。そこで、この1年でたまった煤(すす)を年末に掃除する、という習慣が定着(ていちゃく)しました。

「かみさん」は、山の神のことだった? – かみさんの語源

自分の妻のことを「かみさん」と呼びますが、この語源には諸説あります。最も有力とされるのが、昔の人が自分の妻を「山の神」と呼んでいたことから、この山の神が親しみを込めて「かみさん」に変化したという説です。その他、食物分配用の道具である杓子は女房の権威の象徴であることから、妻のことを「山の神」と呼ぶようになったという説もあります。

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