実在一覧

童謡「赤い靴」の女の子は、異人さんについていかなかった?

野口雨情(のぐち うじょう)作詞、本居 長世(もとおり ながよ)作曲の、有名な童謡・「赤い靴」。この「赤い靴」には、モデルが実在していました。北海道に開拓民として入植(にゅうしょく)した鈴木夫婦の子供で、「きみ」という女の子です。鈴木夫婦は、きみが3歳のときに、アメリカ人宣教師チャ-ルス・ヒュエット夫妻のもとへ養子に出しました。そしてその後、宣教師が帰国したという噂を耳にします。そのため、「異人さんにつれられていっちゃった」という歌詞が生まれたわけです。

トランプの絵札の意外なモデルたちとは? – 実は錚々たるメンバーだった!

最近の子供たちの遊びといえば、ファミコンや携帯型ゲームばかりで、見向きもされなくなったトランプですが、昔は子供の遊びの必須(ひっす)アイテムのひとつでした。その絵札には、ジャック、クイーン、キングの3種類があり、ダイヤ、ハート、スペード、クラブの4種類を掛けあわせると、全部で計12枚あるわけですが、それらには、は、それぞれ大物のモデルがいることをご存じでしょうか?

「兎に角」の漢字は、仏教語の「兎角亀毛」に由来していた?

「何はともあれ」「さておき」の意味で使われる「兎に角」ですが、この漢字は仏教の「兎角亀毛(とかくきもう)」から取られたものと考えられています。しかしながら、兎角亀毛は、「(兎(うさぎ)に角(つの)が生え、亀に毛がはえる意から)この世にありえないもの、実在するはずがないもののたとえ」という意味で、「とにかく」とは意味上の関連はありません。単に、漢字を拝借したものです。

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